2014年 01月 22日
タイ出張その2 |
宿泊したホテルです。
今日はバンコクで主要な民間の病院を2件見学しました。
1件目はVeterinary 4 Policlinicという病院で、バンコクでは上位10位に入る病院だそうです。
大規模な病院は24時間営業の病院が多く、今回見学した病院は2件とも24時間体制で獣医が常駐していました。
日本より進んでいます。
入院の動物にご飯をあげています。
待合室には、銀行の窓口と同じように待ち番号表示がされています。
診察室、手術室です。日本と構造は似ていますが、非常にゆったりとスペースのある作りとなっています。
院長(左)と一緒に撮影しました。
彼女はチュラロンコーン大学出身で、タイでは7つの獣医科大学がありますが、ほとんどの病院はチュラロンコーン大学、もしくはカセサート大学出身者で2分されているようです。
右は今回案内してくださったChunさんです。
2件目の病院RTB Referral Animal Hospitalです。
バンコク市内に5件、チェンマイに1件グループ病院があります(うち5件が24時間)。
獣医師は40名以上勤務しています。
当院と同じ、X線現像機のNAOMIが置いてありました。
医療費は日本より2割安い程度なので、諸条件を考えると実質割高といえるかも知れません。
入院室です。一見変哲もなく見えますが、ほとんどのケージは日本でいう特注大型サイズとなっています。タイでは30KG以上の大型犬の入院が日本と比べてはるかに多いとのことです。
2件目の病院の院長と(一番右)。タイでは女性獣医師が非常に多く、今の学生の割合では2割男性、8割女性だそうです。
途中、デモ隊と遭遇(旅行では特に危険な思いをすることはありませんが)。
タイではタクシン派(赤シャツ)と反タクシン派(黄シャツ)の対立がありましたが、最近では新たな反タクシン派(反インラック派)である黒シャツが主に問題となっているようです。
タイで優秀な賞を何度も受賞しているトリミングショップです。
大体1日で20頭程度をカットするとのことでした。
トリミング料金はT.プードルで1500円程度で、日本のほぼ1/3です。
なお、ペットショップもありましたがワンちゃんの購入費も50000円程度で日本のほぼ1/3でした。
ホテルに戻る途中で買った唐揚げ屋です。
明日は、いよいよカセサート大学付属の動物病院を見学します。
by info-dpc
| 2014-01-22 00:34
| 動物病院